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食欲の秋と月見酒特集
暑い夏が過ぎ、待ちに待った食欲の季節到来!
秋刀魚に戻り鰹、秋茄子や里芋、栗、きのこ・・・。たくさん美味しいものが出てきますね。
今回はそんな秋の味覚をググっと旨くする、秋限定のお酒をご紹介します。
もう一品、秋の夜長に窓の外から見える月を肴に楽しむ、お月見専用のプレミアム・純米大吟醸も。
秋の夜を静かに楽しむ贅沢な時間をご提案いたします。
ひと夏越えたうまみ 秋あがり
味と香りのバランスを確かめる
日本酒はお酒を搾ってから熟成の期間を経てまろやかになります。夏を越え、秋になり旨味がました状態を「秋あがり」といい、秋だけの特別なお酒です。
久保田 千寿 秋あがり
冬に仕込んだ久保田 千寿の原酒を低温貯蔵し、ひと夏を越え秋までじっくり熟成させ、キレのある辛口でありながら丸みを帯びたまろやかな味わいになりました。
冷やすと千寿ならではのキレとやわらかな酸味を、常温ではとろっとした口当たりと旨味をお楽しみいただけます。
原酒なので、アルコール度数が高い(19度)です。そのままお飲みいただくのはもちろん、氷を浮かべて溶かしながらお飲みいただくと、味わいの変化が楽しめます。
秋野菜や秋鮭、お肉など、上品な旨みのある食材と相性◎。
お酒のタイプ:吟醸酒(原酒)
価格:720ml ¥1,595 (税込)
朝日山 秋あがり 純米
ひと夏を越えまろやかな熟成感があり、まんまるとした豊かな旨味が特徴の純米酒です。
料理の味を受け止めて、おいしさを増幅させる食中酒です。
あえて冷やさず、常温でお酒のうま味を味わいながら、秋刀魚など脂の乗った焼き魚やお肉と共にゆっくりとお召し上がりください。
お酒のタイプ:純米酒
価格:720ml ¥1,177、1800ml ¥2,508 (税込)
スタッフからひとこと
「辛口が好き!」「スッキリしたお酒が好き!」という方には久保田 千寿 秋あがりを
「純米がいい!」「旨味があるお酒がいい!」という方には朝日山 秋あがり 純米をおすすめいたします。
スタッフ的には、両方飲み比べをおすすめいたします!
9月9日は秋の節句「重陽の節句」、別名「菊の節句」です。
新潟では、秋に菊をよく食べます。おひたしにすると、シャキッとした歯ごたえと香りがなんとも言えない酒の肴なのです。
「秋あがり」に菊を浮かべて、菊の香りを楽しみながら飲むのもオツですね。
皆さんの地域の秋の定番はなんですか?
お月見限定 純米大吟醸「得月」
新潟県産米「ゆきの精」を28%まで磨き、透き通るような味わいと上品な香りを楽しめる純米大吟醸。
月見酒をテーマに、毎年秋の月見の時期に限定出荷されるお酒です。
満月のように、まんまるに小さく磨かれた原料米「ゆきの精」の精米見本が入っています。
お月様と共に、肴にしてください(食べられません)。
おつまみは、秋の旬の食材で。里芋、栗、枝豆や、丸く仕上げたつくねや根菜など、お月見にちなんだ食材を使ってみてはいかがでしょうか。
価格:720ml ¥4,807 (税込)
スタッフからひとこと
日本では古代から秋の収穫を喜び、神々に感謝を捧げるお祭りとして秋の月を楽しんできました。
旧暦8月15日(現在の9月中旬~10月上旬)は十五夜、中秋の名月と呼び、一年で一番美しい月とされています。収穫を祝って里芋を供えることから「芋名月」とも呼ばれます。
旧暦9月13日(現在の10月中旬~下旬)は十三夜、十五夜の約一ヶ月後であり「後の月」とも呼ばれます。栗や大豆を供えることから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。
十五夜と十三夜は両方セットで見るのが良いとされています。
2021年の中秋の名月(十五夜)は9月21日(火)、後の月(十三夜)は10月18日(月)です。
満月に限らず、心地よい秋の夜風に当たりながら美しい月をぼんやり眺める時間をつくってみてはいかがでしょうか。
秋の味覚と「得月」を添えて。