得月
Tokugetsu
純米大吟醸
毎年秋の名月に合わせて限定発売する、
お月見専用の日本酒です。
朝日酒造の精米技術により、
新潟県産米「ゆきの精」の中心部分を
満月のように丸く小さく磨きあげました。
お酒の雑味の元を極限まで取り除いた
透き通るような味わいと、気品ある香味と優しい味わい。
秋の夜長にお楽しみください。
「得月」使用米のこだわり
『得月』は、母方に越路早生、父方にコシヒカリの血を受け継ぐ、新潟県産米「ゆきの精」を28%まで磨いて醸しました。 米が砕けないようにそこまで精米するには、三昼夜も時間をかける必要があります。 玄米では楕円形だった「ゆきの精」は、仕込みに使われる時にはまん丸に。 ゆきの精28%精米の実際の精米見本が商品に入っております。「得月」使用米がどれだけ磨き上げたものか、是非実際にご覧ください。
「得月」名前の由来
商品名『得月』は、中国の蘇鱗が詠んだ「近水樓台先得月」(水に近き楼台は先ず月を得る)に由来します。 得月には、水面に映った月を見るという意味を含んでいますが、広く“お月見”においてお楽しみいただけたらという想いを込め引用しました。 昔から陰暦8月は、空気が乾燥することで月が鮮やかに見え、湿度が低いため心地よく観月できる時期とされてきました。 古来この時期になると、祭壇を作りそこにススキを飾って、団子や里芋、お酒などを供えて月を眺めました。
さらに、平安時代に中国から月見の祭事が伝わると、貴族の間で観月の宴や舟遊びをして、月の歌を詠んだり、月見酒を飲んだりしました。 日本人が秋の月に寄せた想いは深く、多くの歌が残されていることからもそれをうかがい知ることができます。 『得月』にちなんで、盃に月を映して粋な楽しみ方はいかがでしょうか。
月見酒をデザインしたラベル
ラベルの『得月』の文字は、新潟市在住の書家・坂爪叟玄氏に月をイメージして揮毫いただきました。 パッケージは「鳥獣戯画」をヒントに、うさぎが月見をしながら宴を楽しんでいる風情をデザインしました。
「月見酒で楽しんで欲しい」というメッセージが込められています。商品にはかわいい精米見本もついています。
スタッフより
2023年の中秋の名月(十五夜)は9月29日(金)、後の月(十三夜)は10月27日(金)です。
旧暦8月15日(現在の9月中旬~10月上旬)は十五夜、中秋の名月と呼び、一年で一番美しい月とされています。収穫を祝って里芋を供えることから「芋名月」とも呼ばれます。
旧暦9月13日(現在の10月中旬~下旬)は十三夜、十五夜の約一ヶ月後であり「後の月」とも呼ばれます。栗や大豆を供えることから「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。
美しい月が出ていても、出ていなくても。満月でも新月でも。得月があればいつでもお月見ができます!
秋の旬の味覚を並べて、月見で一杯!
商品名 | 得月 (とくげつ) |
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特定名称 | 純米大吟醸 |
原料米(精米歩合) | ゆきの精(麹米28%/掛米28%) |
アルコール分 | 15度 |
日本酒度 | +2.0 ※設計値であり、変動する場合がございます。 |
酸度 | 1.1 ※設計値であり、変動する場合がございます。 |
配送区分 | 常温配送 |
販売対象者制限 | 20歳未満購入不可 |